あるアメリカ留学生の徒然なる日々

アメリカ・カリフォルニア在住の日本人大学生が色々さらけ出すブログ

私が大学正規留学を決めた理由

突然ですが私はアメリカのカリフォルニアに留学しています。今年でもう四年です。これから数回の記事ではそこに踏み切った理由を暴露していきたいと思います。

クズだと思われてしまうような理由ばかりかもしれませんがお付き合いください

 

 

日本の大学受験からの逃げと、世間体に共存する学歴問題

私の通っていた高校は、進学校とまでは言いませんが大学への進学率が高買ったのです。高校生の約5割が大学進学する現代日本で、進学しない人はほとんどいませんでした。もちろん、皆が高校卒業と同時に大学進学できたわけではなく、浪人してより高いレベルの大学を目指す子も少なくありませんでしたが、それでも卒業から2、3年経てば社会に出る前に四年制の大学を卒業するのが当然とされる世界でした。そんな高校で、私も高校三年生の4月までは日本の大学に進学する気でいました。しかし、そのうち私をなんとも言えない不安が襲い始めました。

 

本当に大学受験なんて乗り越えられるのか?

 

私はそれまで、受験という受験をしたことがありませんでした。幼稚園から所属していた学園に在籍し、エスカレーターの内部進学に身を任せ、それまでに経験したことのある試験なんて学校の定期考査を除けば英検くらいのものでした。つまり、「拒絶される」ということに耐性が全くありませんでした。

そのうえ、私の高校での成績は芳しいものとは言えませんでした。というのも、先述した通り、問題を起こさずお利口に過ごしていれば進級が約束されている学校生活で、真面目に勉強をするのは定期考査の前日くらいのものでした。それでももちろん好成績を奪取できていたわけはなく、進級ギリギリ、先生方から呼び出しされるか否かの瀬戸際の成績でした。こんな成績で大学受験なんて到底無理なのではないのか?そもそも、短期集中型勉強法でいままで乗り越えてきた「試験」を、継続して長期間できる気が全くというほどしませんでした。私の高校では大抵の人が遅くても高校二年の秋には部活も委員会も引退して受験勉強に本腰を入れていたのですが、私はすでに息切れ気味でした。そんな中、「アメリカは大学を卒業までたどり着くのはとても大変だが入学するのは簡単だ」という情報を仕入れたのです。アメリカの大学入試選考は、学校の成績と自己アピールの単作文に基づいて行われる、と。そこで、私は問題と勉強しなくてはいけないという試練を後回しにすることを選んだのです。